lvとは
lvはUTF対応のページャーです。
UTF-8を採用するOSが多い昨今では大変重宝します。
しかしながら、CentOS-5.x では lv はデフォルトでインストールされていたのですが、6 以降は却下されたのか??含まれていません。
lv に慣れてしまった身としては、非常に耐え難いものがあります。
インストール
CentOS7 であれば、EPELリポジトリを有効にして yum install lv でインストール可能です。
Amazonlinux であれば、下記のように直接インストールすればOK。
rpm -i http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/7/x86_64/Packages/l/lv-4.51-25.el7.x86_64.rpm
以下、古い情報。
ビルドする場合
lv-4.51の例です。
まず、LV Homepageからアーカイブを取得して展開し、buildディレクトリに移動します。
% gzip -dc lv451.tar.gz | tar xvf - % cd lv451/build
後は以下の通り。
% ../src/configure % make % su # make install
CentOS-6.x へのインストール
上記のようにビルドしてインストールしても良いのですが、CentOS-6 では RPMforge にて、lv のパッケージが公開されているので、これを使うのが簡単です。
依存関係に問題がなければ、RPMforge を使用できるように設定して、 yum install lv でOKです。
設定
特に設定しなくても使えますが、デフォルト設定を設定したい場合には $HOME/.lv ファイルに設定を記述することにより、設定可能です。
例えば、デフォルトの表示する coding-system を UTF8 にしたい場合には、以下のように .lv に記述します。
-Ou8
なお、.lv ファイルではなく、環境変数 LV に設定することにより、同じように設定可能です。
setenv LV -Ou8
ちなみに設定は以下の順に評価され、上書きされます。
※つまり、下に行くほど設定の優先度は高い。
・$HOME/.lv
・環境変数 LV
・コマンドラインオプション
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