EPEL は、CentOS 等 RHEL 系向けの yum のリポジトリです。
デフォルトリポジトリには無い rpm を yum で管理することが出来ます。
詳細は公式サイトをどうぞ。
https://fedoraproject.org/wiki/EPEL/ja
使用方法
まずは、epel-release パッケージを登録する必要があります。
下記で epel-release が探し出せるか確認してみます。
yum search epel-release
探せるようであれば、普通に yum でインストールすればOKです。
yum install epel-release
上記ではダメだった場合、環境に合致する epel-release が公式サイトで選択可能ですので、ダウンロードもしくは直接指定して登録します。
rpm -i https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm
追加したリポジトリの設定を行います。
以下のファイルが設定するファイルになります。
/etc/yum.repos.d/epel.repo
[epel] ディレクティブを確認します。
[epel] name=Extra Packages for Enterprise Linux 6 - $basearch #baseurl=http://download.fedoraproject.org/pub/epel/6/$basearch mirrorlist=https://mirrors.fedoraproject.org/metalink?repo=epel-6&arch=$basearch failovermethod=priority enabled=1 gpgcheck=1 gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-EPEL-6
こんな感じになっているかと思いますが、上記の enabled を 0 に設定すると、通常は使わないリポジトリとなります。
その場合には、EPEL リポジトリを使用したい場合には明示的に指定する必要があります。
# yum --enablerepo=epel ...
ちなみに、私が EPEL を使用しているのは smbldap と rdiff-backup を使っているためです。
特に rdiff-backup は EPEL でインストールしないとけっこう面倒。。。
SSL接続でエラーが出る場合
いまいち原因不明なのですが、EPEL に接続する際に以下のような SSL の問題が起きることがあります。
Could not get metalink https://mirrors.fedoraproject.org/metalink?repo=epel-6&arch=x86_64 error was 14: problem making ssl connection
対象方法は、nss パッケージをアップデートすることな模様。
情報元は以下のサイトです。
http://qiita.com/nagais/items/6a6431ca5137f18bf054
実際、自分の環境では以下で解消しました。
# yum update nss
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