はじめに
VSCode でリモートにあるサーバのファイルを編集する方法です。
VSCode の Remote – SSH の拡張機能を使います。
前提条件
対象のファイルのあるサーバには ssh でログインできることが前提条件となります。
さらに、.ssh/config に hostname で ssh ログインできるよう予め設定をしておきます。
また、リモートログインする先のログインシェルは bash でないと現状NGのようです。
自分は tcsh を主に使うようにしているのですが、tcsh では残念ながら正常動作を確認することはできませんでした。
やり方
まず、Remote – SSH の拡張機能ですが、普通に拡張機能メニューから Remote – SSH を選択してインストールします。
すると、左下に >< みたいなアイコンが表示されます。
これをクリックすると、入力域＋いくつかの選択肢が出てくるので、Remote-SSH: Connect to Host… を選択します。
すると、.ssh/config で設定している hostname のリストが出てくるので、接続した hostname を選択します。
選択すると接続が始まり、接続が完了するとリモート先のファイルが参照できるようになります。
あとは、ローカルと同様にファイルの編集が行えます。
補足など
この方法を使うと、リモートサーバ上に拡張機能で使用するファイル一式をインストールし、接続用にプロセスが立ち上がるようです。
もちろん、ログインユーザーの home ディレクトリ以下にインストールされるので基本的にはリモートサーバの挙動には影響がないと思われますが、本来必要のないファイルがインストールされ、プロセスが立ち上がることになるので、顧客が管理しているサーバなどでは使わないほうが無難かもしれません。
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