この記事の内容はかなり古いです
FuelPHP は以下のコマンド一発でインストール出来ます。
% curl get.fuelphp.com/oil | sh
簡単なので推奨されているせいなのか、これが前面に出てきますが、この方法だと途中でスーパーユーザー権限が必要になるようなので、自分的には使っていません。
私自身は、git clone する方法でインストールしています。
% git clone --recursive git://github.com/fuel/fuel.git
上記を実行すると、カレントディレクトリに fuel ディレクトリが作成されます。
% cd fuel/
FuelPHP は Composer で必要なライブラリを取得してくる仕掛けになっています。
この Composer を整備しないとまともに動きませんので、以下を実行します。
% php composer.phar update
正常に完了したら、パーミッションを適切に設定するために、以下を実行しておきます。
% php oil refine install
この状態のものを保存しておけば、あとはこの保存したものを必要な環境にコピーすることでも、使用することは可能です。
設定
FuelPHP に限った話ではありませんが、php.ini で、date.timezone が設定されていないのと正常に動かないので、以下のように php.ini を設定します。
date.timezone = "Asia/Tokyo"
DB の接続設定を以下のファイルで設定します。
fuel/app/config/development/db.php
delvelopment などのモードを分けて使わない場合には、development はザックリ削除してしまって config/db.php を設定しても良いです。
ORM を使う場合には、fuel/app/config/config.php を修正して有効にします。
'always_load' => array( 'packages' => array( 'orm', ), ),
これは、自分の環境の問題かもしれませんが、デフォルトの状態だと mod_rewrite の問題で正常に動作しませんでした。
public/.htaccess を以下のように変更します。
RewriteBase /
サブディレクトリ以下で動作させる場合には、そのようにあわせて設定してください。
これで一通り設定は完了となります。
public 以下が Web サーバにより参照される領域 (DOCUMENT_ROOT) となりますので、Web サーバの設定を変更する等々必要な設定を行えば使用可能となります。
コメント