はじめに
AWS Hands-on for Beginners をやってみたシリーズ。
今回は、 スケーラブルウェブサイト構築編 をやってみたです。
その前にやってみたのはこちら。
いずれも、今回の Hands-on の基礎知識となっているので、もしまだやっていなければ、まずは下記を順にやってみることをおすすめします。
- ハンズオンはじめの一歩: AWS アカウントの作り方 & IAM 基本のキ をやってみた
- Security #1 アカウント作成後すぐやるセキュリティ対策 をやってみた
- Network編#1 AWS上にセキュアなプライベートネットワーク空間を作成する をやってみた
- Network編#2 Amazon VPC間およびAmazon VPCとオンプレミスのプライベートネットワーク接続 をやってみた
- Network編#3 クライアントVPNをつかって、リモート接続環境を構築しよう をやってみた
内容と感想
このハンズオンの内容は Web サービスを AWS 上で作ろうと思っている人にはとても参考になると思います。
最初にシングル構成で一通り構築し、その後で Web, DB ともに冗長構成とするところまで網羅されているので、基本的な構築は一通り網羅されている印象です。
かなり端折っている部分もあると思いますが、わかりやすくてとても良い内容だと思いました。
一点だけ不満を書いておくと、今時 http で Web サービスを世の中に向けて公開することはまずないと思うので、https で公開する内容にして欲しかったな〜というのはありますね。
普通に行うと面倒な証明書関連も AWS であれば楽ちんだったりするので、そういったあたりの便利さも含めた内容が盛り込まれていると良かったんじゃないかな〜
行った内容はざっと下記のような感じでした。
- VPC 作成
- public x 2, private x 2 のサブネットを作成
- EC2 を public サブネットに1つ作成
- WordPress もスクリプトでインストール
- RDS 作成
- セキュリティグループを作成 (Web → RDS)
- サブネットグループを作成
- DB を1つ作成
- ELB作成
- セキュリティグループを作成 (HTTP)
- ターゲットグループ作成
- ELB作成
- ここまでで WordPress が動く状態になる
- Webサーバ冗長化
- AMI作成
- AMIを使って2台目のWebサーバを作成
- 上記サーバを ELB に登録
- RDS マルチAZ 配置設定
- Webサーバを1台停止させてみて冗長化されていることを確認
- RDSをフェイルオーバーさせてみて冗長化されていることを確認
なお、最後にアンケートに答えるとハンズオンで使われていたPDFファイルがダウンロードできます。
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