佐々木朗希交代の件

もう昨日の話題になってしまったけど、未だに衝撃なので書いてみる。
下記が井口監督の談話らしい。

 井口資仁監督は試合後「素晴らしかった。球数?まあ、そうですね。いろんなことを加味しながら、きょうは100球弱と思ってたんですけどね。素晴らしい投球で、できれば我々も最後まで見たかったし、ファンの方も見たかったと思いますけど、先々考えるとちょっとあそこで限界だったと思います。(もし8回に打線の援護があったら続投させていた?)それはないです。点取っても8回で代わってました。球数少なければ(9回まで)いった可能性もあったでしょうけど、きょうの試合の中では、ということですね」と予定していた交代だったと述べた。

https://news.livedoor.com/article/detail/22019098/

うーん、打線の援護があっても代えてたのね。
百歩譲って、9回も抑えても点が取れなければ完全試合にならない不確かな状況だったから無理をさせなかったのか、、という予想もしていたのだが、そういうわけでもなかったのか。

いや〜しかし、この井口監督の采配もビックリだけども、世の中的にこの采配が絶賛されていることに本当にビックリしている。
みんな、完全試合目前、いやただの完全試合ではなく2試合連続完全試合という空前絶後のタイミングでの交代に納得しているのね。。
ピッチャーからしたら、まさに文句のつけようのないピッチングをしていて、しかももう二度とは訪れないであろうようなチャンスにも関わらず交代させられてしまうわけだが、そこのところはどう考えているのだろう?
仮に、井口監督の言うように佐々木朗希がヘロヘロでもう限界だったとしても、絶対本人は投げたかったと思うんだけどな〜

だいたい、限界と言っているけど、まったく限界には見えなかったよね。
ま、それは素人目にはそう見えるだろう、、くらいの話だったとしても、実際まだ 102 球でしょ?
とりあえず、あと1回だけならせいぜい120球くらいにしかならないよね。
こんな空前絶後の伝説の時に120球くらい投げさせてもいいんじゃないの?
コンディションが異常に悪い時とか怪我しているみたいなことでもあれば別だが。

あまりの仕打ちで、佐々木朗希投手には本当に同情する。
普通に考えてもう一生こんなチャンスは巡ってこないと思うし、もしかしたら調子がこんなに良いことが今後無い可能性すらあるんじゃないかな。
そんなことなくて、今後もバンバン完全試合レベルの投球を連発するレベルでずば抜けているなら、まあいいかなという気もするけどね。

しかし、佐々木朗希投手は大変だね。
今後は完全試合どころか完投するだけでも、8回までを100球以内に抑える必要があるのだから。
ざっくり、24人と対戦する必要があるから1人4球まででギリギリですな。5球だとアウト。
もちろん、24人というのは完全試合ペースの時の話だから通常はもっと多くなるし、もうほとんど完投するのなんて無理じゃん。

ピッチャーだったらもちろん完全試合したいだろうし、まあそこまでいかなくても、先発したら完投はしたいよねぇ。

実際、今回の件について佐々木朗希投手の本音を聞きたいところだな。
それでもし、「投げたかった」のが本音だったとしたら、井口采配を称賛していた人たちはどう思うのだろうか。
やはり、それでも事前に想定していた球数による交代を粛々と行った井口采配が称賛されるのだろうか?

いずれにしても、今後の井口監督と佐々木朗希投手からは目が話せないな。
いろいろな意味で。

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