カタールW杯 日本 - ドイツ戦

いや〜ひさびさにサッカーについて書く気になりました。
一応これでも、以前はサッカーよく見てたんですけどね〜
会社のサッカー部にも入っていてなんだかんだで週1くらいでやっていた時期もあったし。

さて、この試合ですが、いや〜すごかったですな。
もう各地でいろいろと言われていると思いますが、間違いなく日本史上に残る試合になったと思うので個人的な感想でも書いておきます。

まず前半。
最初は日本のプレスがいい感じに効いていたように見えました。
そして、いきなりの伊東純也からの前田大然へのクロスでゴール!!かと思いきや、あからさまにオフサイド。
いや〜これはホントにガッカリしました。
大然は目の前に最終ラインのDFいるのだからオフサイドくらい気をつけてくれ。
これは惜しいなんてものではなくて、かなりの凡ミスでしょう。
はっきり言って致命的なミス!

とはいえ、いい感じの流れではあったのでこれは期待できるかな〜と思ったのが大間違いでした(^_^;
この超決定的チャンスを逃してしまったせいか、ここからドイツに完全に流れは行ってしまい、最初に効いていた日本のプレスも全然効かなくなり、というかラインがめっちゃ下がってしまって中盤はもはやドイツにやられたい放題でしたな。
もういつゴールされてもおかしくない、、、という時間帯でしたな前半は。

そんな中、PKの1点だけに抑えたのはよく頑張ったと思います。
まあ、あのPKについては権田もちょっとなーという感じでしたが、それ以外のプレイは素晴らしかったので、まあ前半で 0 – 1 はあの内容からしたら御の字でしょう。
最後の VAR でオフサイドになったやつも、明らかにオフサイドではあった(なんであのレベルで最初からオフサイド判定にならなかったのが不思議なレベル)けれども、狙ってオフサイドを取ったわけではなくたまたまだったと思うので、かなりラッキーだったと思うし。

まあ、この前半までの内容だと、0 – 3 くらいで負けるのかな〜と思いましたな。率直な話。
個々のディフェンスは頑張っていたけれども、正直観るべきところほぼゼロで最低な試合だと思ってました。

そして後半。
まずはまったく機能しておらず、怪我をした?久保に代えて富安投入。
富安はプレイできる状態なら最初から行けばよかったじゃんと思いますが、フルタイムは厳しいという判断だったのかな?
ここはちょっと謎ですな。

ま、それはともかく、これにより4バックから3バックに変更、、というか見た目5バックになってましたな。
それにしても、この交代はなかなかイレギュラーですな。
そもそも攻撃の選手の代わりにDF入れる時点でイレギュラーだし、さらにシステムまで変えているわけですから。
だいたい、こうやってシステム変えた時って日本に限らずうまくいかないことが多い気がするんだけども、そうでもないのかな?
それはともかく、自分の目にはこれだけではまだ好転していないように見えました。
前半同様ラインが下がりまくりで中盤をいいようにされていたような。

この後、早々に三苫と浅野を投入!
これも思い切りましたな。
ハーフタイムで休めるので、後半早々で選手交代ってあまりないよね。
後半頭では無く、このタイミングで交代させた意図ってなんだったのか聞いてみたいですな〜

さて、この2人の交代により状況が変わったように見えました。
要因は正直よく分からないけれども、ボールを多少持てるようになり、さらに前線で攻撃できるようになったように思えました。
三苫がボールをためることができたからなのか、浅野のポジションが良かったのか、3バックが機能しだしただけなのか、それとも選手どうしの相性の問題?

そして、ここが実は一番のキーポイントだったのかなと個人的には思っています。
なぜかドイツの選手交代でギュンドアンとミュラーを引っ込めました。
中盤を支配していた中心選手である一番やっかいなギュンドアンとポジションチェンジを繰り返して神出鬼没なミュラー。
こいつらいなくなったらけっこう楽になるんじゃね?と思いましたな。

しかし、さすがはドイツ。
ここから怒濤の攻めが続き、日本の守備陣はサンドバッグ状態。
しかしここは、権田がスーパーセーブを連発!
とくに、最後の右隅へのヘディングシュートを防いだのは神がかってましたな〜

日本はさらに堂安律を投入。
ここまで遠藤航とともに守備に貢献していた田中碧と交代。
これで、浅野、伊東純也、三苫、堂安律と、FW的な選手が4人目。
さらに鎌田も攻撃的な選手だし。
いや〜これは博打うってきたな〜と思いました。

この直後、伊東純也の素晴らしいトラップからのボレー!
こぼれ球が決定的なチャンスとなったが、酒井宏樹がまさかのホームラン(◞‸◟)
まあ、もともと攻撃的な選手じゃないので仕方ないと言えば仕方ないけども、あれにはガックリきましたな〜
いずれにしても、完全に日本の攻撃が機能しだした感じがしましたな。
日本のシステム変更と選手交代があたったのももちろんあるけれども、やはりギュンドアンが抜けたのがでかかったんじゃないかな〜

そして最後の選手交代。南野投入。
個人的には大迫がいないこのメンバーなら南野がファーストチョイスだと思っていたので、ようやく出てきたか!という感じ。
それにしても、今回のこの選手交代の順番とタイミングはどういう意図があったのかホント聞いてみたいですな。

それはともかく、これでFW5人目ですよw
こんな布陣ゲームだろwwwと思ってました。
もうホントに一か八かですな〜と思っていたのですが、意外ときちんと守備ができていたようにも見えるんだよね。不思議なことに。
むしろ前半よりもきちんとできていた気がする。
これはやっぱり3バックに変わったことが大きいのかな?
いずれにしても、3バックと言いつつ、守備は5バック、攻撃は5FWという感じでしたな。
まさか、これが最終形であるというのは森保監督の中では規定事項?

この布陣になってからは本当に攻撃がよく機能していました。
とにかくゴール前の人数が多い!
そして、相手陣地でボールを回せるようにもなりました。
ここまで劇的に変わるとはねぇ。
もうまったく別のチームのように見えましたな。

そして、ようやくの同点ゴール!
このゴールは美しかったですな〜
三苫のボールの持ち方がとてもよかったし、そこでためを作っている間に南野がスペースに走ることができ、スルーパス。
これだけでドイツのラインをあっさり破れた素晴らしい連携でしたな。
そして南野がシュートっぽくファーサイドに蹴り込み、そこには浅野がドンピシャのタイミングで!
と思いきや、さすがのノイアー。
反射神経よくボールに触ることができて阻止!
と思いきや、そこには堂安律が詰めていてごっつぁんゴール!
ホントに素晴らしいゴールでした。
こうやって思い返してみると、ドイツ側としてはもうほとんど三苫から南野にスルーパスが出た時点でノーチャンス、その前に三苫をつぶしておくしかなかったという感じですな。

さて、その後にさらなるサプライズが。
自陣FKで浅野にロングパス。
そもそもこれがあっさり通ったことにびっくりしましたが、リプレイで見てみるとオフサイドギリギリで飛び出していたのですな〜
ナイスな飛び出しです!
そして、芸術的なトラップで完璧な位置へボールを運んでそのままゴールへ一直線。
DFのプレッシャーがありつつも、ものすごく狭い角度から打ったシュートは強引としか言いようがないですが、わずかな隙間を突いてゴール!
これは個人技のゴールとしては今大会最高のゴールになるのでは?というレベルでしたな。
こう言っちゃ申し訳ないが、浅野ってこんなに上手かったっけ?
いや〜ほんとビックリしました(^_^;

この後はドイツの猛攻を凌いで2−1で勝利!
正直今回のドイツはあまり強くないと思っていたので引き分けは十分にあると思っていましたが、勝ってしまうとはねぇ。
とくに、前半 0 – 1 で完璧なまでに支配されていた流れからの逆転ですからな。
ホントにまさかでした。
ここまで前半と後半でチームが変わることもなかなかないよねぇ。
ホントに興奮したし、いい試合を見せてもらったな〜と思いました。

一方のドイツ。
後半の最後の方はわりと高さで攻めてきたように感じたけれども、意外とピンチにならなかったですな。
競り合いでは負けていたように見えたけれども、一方的な感じではなかったので致命的なピンチにはならなかった印象。
むしろ、前半のようにショートパスをつなげてこられた方が危なかったのかな。
日本は意外と高さへの耐性はあるのかな?
どうしても前回のベルギー戦のイメージがあるので、パワープレイで来られると脆そうな気がしてならないのだが(^_^;

さて、これで勝ち点3ゲットだけれども、スペインが 7 – 0 とアホみたいなスコアで大勝したので、まだまだ安心できませんな。
正直ドイツはスペインには勝てないと予想しているのだけれども、もしドイツがスペインに勝ってしまうと、日本はコスタリカに勝利したとしてもスペイン戦で引き分け以上を要求される可能性が高いので、結局コスタリカ戦は勝利が必須条件というのは変わらなさそう。
なんならドイツもコスタリカには大勝する可能性があるわけだし、日本もコスタリカには大勝するくらいの意気込みじゃないと危ないのかも。

まあ、いずれにしても、コスタリカ戦が楽しみになりましたな( ̄ー ̄)

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