mysql_config_editor

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概要

mysql_config_editor を使うと、mysql への接続情報を暗号化して保存することができます。
保存先のファイルは ~/.mylogin.cnf です。
なお、mysql_config_editor は MySQL-5.6.6 で対応したため、それ以前のバージョンでは存在しないようです。

mysql_config_editor で保存した接続情報は、mysql コマンドから参照することができます。
つまり、mysql コマンドで毎回接続情報を入力する必要が無くなります。
これだけであれば、例えば alias を設定したり、シェルスクリプト的なものを作ったりで対応した入力の簡略化と大差ないのですが、接続情報が暗号化されていることが大きなメリットとなります。

使い方

まず、認証情報を登録します。

 % mysql_config_editor set -G test -h testhost -u testuser -p
 Enter password:

-G の後の “test” は、mysql コマンドで指定するための login path 名です。
-h, -u, -p は mysql コマンドと同様です。

登録された認証情報を確認する際には以下のようにします。

 % mysql_config_editor print --all

すると、例えば以下のように表示されます。

 [test]
 user = testuser
 password = *****
 host = testhost

削除は以下。

 % mysql_config_editor remove --login-path=test

実際に mysql コマンドで使用する際には以下のように指定します。

 % mysql --login-path=test

mysqldump に対応させる

mysqldump には –login-path オプションが無いようなので、下記のように設定して対応させます。

 % mysql_config_editor set --login-path=mysqldump -u root -p

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