概要
Docker は水平展開することを考えるため、通常は単一のアプリケーションをコンテナ化します。
従って、複数のアプリケーションを使用するサービスの場合には、複数のコンテナを用意します。
コンテナが複数になると、それぞれの関係性をコンテナの起動時にいちいち指定し、その依存関係の順序に従って起動する必要があるので、非常に面倒で複雑になります。
こういった問題は、Docker Compose を使うことにより緩和されます。
Docker Compose を使うと複数のコンテナの設定をまとめて記述し、実行することが可能となります。
インストール
以下、Linux上へのインストール例です。
基本的には下記のとおりです。
https://docs.docker.com/compose/install/
2019年4月現在では、下記のように記載されているので、そのままコピペして実行します。
下記の “1.24.0” の部分がバージョンにより変わりますので、インストールする際には上記の URL を参照した方が良いです。
$ sudo curl -L "https://github.com/docker/compose/releases/download/1.24.0/docker-compose-$(uname -s)-$(uname -m)" -o /usr/local/bin/docker-compose
実行権限を付けます。
$ sudo chmod +x /usr/local/bin/docker-compose
念のため確認。
% docker-compose --version docker-compose version 1.24.0, build 0aa59064
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