世の中的に Rust の盛り上がりがすごい気がするので、一念発起して Rust を使ってみることにしました。
ということで、とりあえずはゼロからの環境構築についてのメモです。
基本的に Mac 環境での話になります。
まだ初歩の初歩しか始めていないので、適宜今後追加する方向で。
インストール
https://www.rust-lang.org/ja/tools/install に詳細が書かれているので、基本的にはここを見てやればOKですが、やったことを書いておきます。
下記を実行して Rust をインストールします。
% curl --proto '=https' --tlsv1.2 -sSf https://sh.rustup.rs | sh
すると下記のように表示されるので、とりあえず 1 を選択。
カスタマイズした人は 2 をどうぞ。
Current installation options:
default host triple: aarch64-apple-darwin
default toolchain: stable (default)
profile: default
modify PATH variable: yes
1) Proceed with installation (default)
2) Customize installation
3) Cancel installation
正常にインストールが完了すると下記のように表示されます。
To configure your current shell, run:
source $HOME/.cargo/env
通常の人は表示されたように実施しましょう。
わたしは未だに tcsh を使っているので、手動で setenv を設定しました(/_\*)
設定できたら、rustup
を実行してみましょう。
% rustup --version
rustup 1.24.3 (ce5817a94 2021-05-31)
info: This is the version for the rustup toolchain manager, not the rustc compiler.
info: The currently active `rustc` version is `rustc 1.58.1 (db9d1b20b 2022-01-20)`
Cargo
公式なドキュメントにも書かれていますが、Cargo は Rust のビルドシステム兼、パッケージマネージャーです。
Rust とともにインストールされ、上記の設定で path の設定も完了しています。
まず、Rust のプロジェクトを作ってみます。
% cargo new test1
すると test1 というディレクトリが作成され、その下にプロジェクトの初期ファイルが生成された状態になります。
この状態ですでにビルド可能です。
% cd test1
% cargo build
すると、target/debug/test1
にビルドされた実行ファイルが作成されます。
ちなみに、下記のようにすると必要であればビルドしつつ実行までしてくれます。
% cargo run
cargo-edit
Cargo は Cargo.toml
を使ってパッケージ管理を行います。
その際にデフォルトの状態では Cargo.toml
をエディタなどで編集して設定を行ったりする必要があるのですが、cargo-edit を使うと下記のような感じでコマンドでパッケージを追加できたりするようになるので便利です。
% cargo add rand
上記の例では、rand crate を追加しています。
自動で最新バージョンを入れてくれるのが便利( ̄ー ̄)
その他にもいろいろな機能があるので、詳細は下記をどうぞ(^_^;)
インストールは下記でできるので簡単です。
が、けっこう時間がかかりました。
% cargo install cargo-edit
cargo-watch
ファイルの変更を検知して様々な処理を走らせてくれるモジュールです。
例えば、ソースコードを変更したら自動的に再読み込みさせたりするといったことができるようになります。
下記でインストール可能です。
% cargo install cargo-watch
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